女優のアリシア・ビキャンデルさん主演の映画「トゥームレイダー ファースト・ミッション」(ロアー・ウートッグ監督、3月21日公開)の日本語吹き替え版の声優を、甲斐田裕子さん、中村悠一さん、諏訪部順一さんが担当することが3月6日、明らかになった。甲斐田さんは主人公のララ・クロフト、中村さんはララと共に旅に出るルー・レン、諏訪部さんはララを狙うマサイアス・ヴォ―ゲルを演じる。
3人がそれぞれキャラクターを紹介する映像も公開された。甲斐田さんは「実は私、ゲームでもララの声を演じていたことがあるので、今回また彼女を演じられることをとてもうれしく思っています」とコメント。演じる役について、中村さんは「酔っ払いの船乗りなんですが、ララと一緒に動いていくにつれて、なんだか頼れる存在になっていくんですよ」と話し、諏訪部さんは「ララが探し出そうとしている秘宝をヴォーゲルは、何とかして先に見つけ出そうとします。その理由とは一体? ぜひ、あなたの目で耳でお確かめください」とアピールしている。
「トゥームレイダー」シリーズは、女性冒険家、ララ・クロフトの活躍を描いたアクションゲームが原作で、2001、03年にアンジェリーナ・ジョリーさん主演で映画化された。
今回の「トゥームレイダー ファースト・ミッション」は、映画「トゥームレイダー」のリブート版。バイク便のライダーとして働く大学生のララ(ビキャンデルさん)は、父が残したメッセージから、世界を滅ぼす力が封印された墓と、謎の組織「トリニティ」の存在を知り、彼らよりも先に墓を見つけるために旅に出る……というストーリー。