お笑いトリオ「ジャングルポケット」が10月10日、東京都内で行われたドキュメンタリー作品「ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。」のプレミア試写会イベントに登場。同席した木村祐一さんから同トリオのターニングポイントを聞かれると、太田博久さんは「解散危機は何度もあった。おたけをクビにしようと(会社に)報告をしに行くと、なぜか大きい仕事が決まる」と明かし、観客を驚かせた。
おたけさんについて、太田さんは「今でこそ、いろいろな方がいじってくれて、面白いという人間の魅力を見いだせたけれど、当時は練習もしない、舞台でしゃべらない、遅刻する……」と振り返り、「クビにしますという報告をしに行ったら、フジテレビの番組(のレギュラー)が決まった。その番組が終わって、またクビにしようとしたら、今まで一回も受かったことのない(お笑いネタ番組の)『爆笑レッドカーペット』のオーディションに受かった」と明かすと、木村さんは「もう1回クビにしようとしたら、『キングオブコント』で優勝できるんちゃう?」とアドバイスして、おたけさんを困らせていた。
「ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。」は、2012年に100周年を迎えた吉本興業が、次の100年へと受け継ぐべく思いを込め、5年の歳月をかけて製作したドキュメンタリー。21日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)などで劇場公開される。
この日のイベントには、ほんこんさん、「FUJIWARA」の原西孝幸さん、「トータルテンボス」の大村朋宏さん、「尼神インター」の渚さんも登場した。