「賢者の孫」　“なろう系”人気ラノベがテレビアニメ化　異世界転生で規格外の強さ

　　小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれたライトノベルが原作のテレビアニメ「賢者の孫」が4月10日から順次、放送される。ファミ通文庫（KADOKAWA）からライトノベルが刊行されており、コミカライズも人気で、シリーズ累計発行部数は約260万部を誇る。

　　現代日本で働いていた青年が交通事故をきっかけに、赤ん坊として異世界へ転生する。賢者と呼ばれる男に拾われ、魔法を教わりながら賢者の孫として育つことになる。シン＝ウォルフォードと名付けられた主人公は、前世の記憶と賢者から教わった魔法で規格外な強さを身につける。

　　しかし、魔法ばかりでこの世界のことを知らなかったシンは、高等魔法学院に入学し、常識を学び、友達を作ろうとする。型破りな賢者の孫の活躍が描かれる。

　　「Re：ゼロから始める異世界生活」などの小林裕介さんがシンを演じるほか、小松昌平さん、本泉莉奈さん、若井友希さん、屋良有作さんらが声優として出演する。「のんのんびより」などのSILVER LINK.が制作する。放送はABCテレビ、TOKYO MX、BS11ほか。