俳優の小栗旬さん(29)が11月12日、東京・六本木の「グランドハイアット東京」で行われた「ウイスキーヒルズアワード2012」の授賞式に出席。ウイスキーの新しいイメージリーダーにふさわしい著名人に贈られる「ベスト・ウイスキー・ラバー」を受賞した小栗さんは、今年1年を振り返り、「来月に30歳になるんですが、30(歳)を目前に結婚したことが大きい出来事ですね」としみじみ語り、「まだ30(歳)ですので、ウイスキーのように熟成させていける人生になれば」と思いを口にした。
また、今回の受賞を満面の笑みで喜んだ小栗さん。「やっていた仕事が全部終わったときにウイスキーを1人でよく飲みます。ちょっと浸りたいんでしょうね。1人で浸ってる自分を若干かっこいいと思いながら」と照れ笑いを浮かべながら、普段の飲み方を明かした。
同アワードは、ウイスキーの持つ奥深い価値と幅広い楽しみを伝えようと著名人を選出し、表彰するもの。09年に「ウイスキーラバーズアワード」としてスタートし、4回目となる今年は「ウイスキーヒルズアワード」と名称を変え、特定分野で長く第一線で活躍し、その実績が幅広く認められている著名人に贈られる「ウイスキー・マスター」に小説家の北方謙三さん(65)、また、「ベスト・ウイスキー・ラバー」に小栗さんと女優の観月ありささん(35)を選出した。
授賞式には観月さん、北方さんも出席。観月さんは「語りたいときとか女の子同士で恋愛トークしたいときなんかにウイスキーを飲むことが多いですね」と笑顔で明かし、「同じ銘柄でも熟成年数によって味が違う。私は飲み比べしたいタイプなので、味見をしながら自分に合ったものを探していくのが好き」とこだわりを語った。
授賞式終了後には、六本木ヒルズ(東京都港区)の「66プラザ」で12月25日まで実施されるウイスキーをイメージした琥珀(こはく)色の光でライトアップするイルミネーションの点灯式も行われ、引き続き3人が登壇。ウイスキー片手に、乾杯の合図でオブジェやイルミネーションに光をともした。(毎日新聞デジタル)