鈴村健一、アニメ「キャプ翼」若林源三再演に自信 せりふの語尾にもこだわり 「キャプテン翼」アニメ化記者発表会3

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  1980年代に空前のサッカーブームを巻き起こした人気マンガ「キャプテン翼」が新たにテレビアニメ化されることが発表され、東京都内で12月13日に行われた記者発表会に声優の鈴村健一さんと三瓶由布子さんが出席。2001年版のテレビアニメに続き、若林源三を演じる鈴村さんは「すごい縁を感じている。なかなかないこと」と大喜び。「声優デビューして7、8年たって、ちょうどゴハンを食べられるようになったころに出会ったのが若林」と当時を思い出すと、「あれからだいぶたちまして、キャリアも上がってきましたので、練りに練った若林、あのときとは違う若林をできるかも」と自信をのぞかせた。

  今回が4度目のテレビアニメ化で、原点の「小学生編」からスタートするが、鈴村さんは「原作に忠実に映像化を目指している。あのとき(連載当時)僕たちが情熱を持って読んでいた作品をそのままアニメにしようとしている。せりふも限りなく当時のもの。『何!』ってせりふがよく出てくるんですけど、最後の『い』はカタカナの『イ』になるので、その感じはちゃんとやろうと意識している」と明かしていた。

  一方、主人公の大空翼役を担当する三瓶さんは「まさか自分が『大空翼の~』って名乗るとは想像していなかった」と驚きのコメント。オーディションでは翼と石崎了の二つの役のオーディションを受けていたといい、「まさか翼君をやるとは思わなかったので、そのときは石崎君をやりたいな(って思っていた)」と明かしたが、原作者の高橋陽一さんから翼役を「完璧だと思います」とほめられると、うれしそうに笑っていた。

  「キャプテン翼」は、“ボールは友達”の天才サッカー少年・大空翼が個性的なライバルたちとの戦いの中、プレーヤーとして成長していく姿を描く、サッカーマンガの金字塔。81~88年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、当時ブームを巻き起こし、日本のサッカーの普及に貢献。その後も続編が連載され、2013年から「グランドジャンプ」(同)で最新作「キャプテン翼 ライジングサン」が連載中。1983年、94年、2001年にテレビアニメ化され、劇場版も製作。舞台化もされた。

  新作アニメは2018年4月からテレビ東京系で放送される。

 

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