俳優の山田裕貴さん主演、女優の松本まりかさんがヒロイン役を務める映画「夜、鳥たちが啼く」が12月9日に公開されることになり、映画の予告編が9月14日、公開された。
「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」などで知られる作家・佐藤泰志さんの短編小説「夜、鳥たちが啼く」を映画化。山田さんが内に秘めた破壊衝動と葛藤する売れない小説家の主人公の慎一、離婚を機に息子とともに慎一のもとに身を寄せるヒロイン裕子を松本さんが演じ、「女子高生に殺されたい」「ビリーバーズ」などの城定秀夫監督がメガホンをとった。
若くして小説家デビューするも、その後は鳴かず飛ばす、同居中だった恋人にも去られ、鬱屈とした日々を送る慎一。そんな彼のもとに、友人の元妻・裕子が幼い息子・アキラを連れて引っ越してくる。慎一が恋人と暮らしていた一軒家を、離婚して行き場を失った2人に提供し、自身は離れのプレハブで寝起きするという、いびつな「半同居」生活をスタートさせることになり……というストーリー。