高杉真宙、役作りのこだわり明かす 主演映画「笑顔の向こうに」モナコ国際映画祭で最優秀作品賞 会見

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  俳優の高杉真宙さん主演の映画「笑顔の向こうに」(榎本二郎監督、2019年2月15日公開)が、第16回モナコ国際映画祭でエンジェルピースアワード(最優秀作品賞)を獲得し、12月8日、東京都内で高杉さんとヒロインを務めた安田聖愛さんが会見を行った。「笑顔の向こうに」は、歯科医療の現場をテーマに、若者たちの成長を描いた青春映画。日本歯科医師会が全面協力している。

  映画は、洗練された美しい歯を作ると評価が高く、容姿も端麗で“王子”と呼ばれるほどの若手歯科技工士の大地(高杉さん)は、新人歯科衛生士として東京郊外のデンタルクリニックで働き始めた幼なじみの真夏(安田さん)と偶然再会する。個性あふれるクリニックの院長(木村祐一さん)や歯科医師(辻本祐樹さん)などからの信頼も厚い大地だったが、金沢で歯科技工所を営む父親(池田鉄洋さん)に、手がけた義歯を見せると「だからお前は半人前だ」と否定され、同時期に義歯を提供した患者(丹古母さん)にも自分の歯型と全く合わないと突き返されてしまう。落ち込んでいる大地を励ましてくれる真夏ともけんかをしてしまい……。患者が真に求めていることを突きつけられた大地が見つめた大切なこととは……という内容。佐藤藍子さん、阿部祐二さん、中山秀征さん、秋吉久美子さんらも出演している。

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