Vシネクスト「仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング」の初日舞台あいさつが3月8日、東京都内で行われ、仮面ライダーバッファ/吾妻道長役の杢代和人さんらキャスト陣が登場。もしも「ギーツ」の続編があるならという質問に、杢代さんは「次は僕が主演で、新たな強化フォームをやりたい」と意欲を見せていた。
杢代さんの発言に、仮面ライダーギーツ/浮世英寿役の簡秀吉さんや仮面ライダータイクーン/桜井景和役の佐藤瑠雅さんから「えっ!?」という声が飛ぶと、杢代さんは「だって(簡さんと佐藤さんは)強化フォームが何形態もあるし、僕だけ一形態だけなので」と“反論”。「(強化フォームの数で)ちょっと並ばないとなということで、僕主演で強化フォームをやりたいなと思います」と語った。
同じ質問にべロバ役の並木彩華さんは、「悪役をずっと1年間やらせていただいたので、ヒーローがやりたくて」と回答。続けて「ヒールとヒーローの入れ替わりがやりたい」と熱い希望を口にすると、坂本浩一監督が「いいね。やりましょう」と笑顔で応じると、杢代さんに「監督のお気に入りじゃないですか!」と指摘され、会場に笑いが起きていた。舞台あいさつには、五十鈴大智役の後藤大さん、ニラム役の北村諒さんも出席した。
「仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング」は、特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系、2022~23年)最終回の“その後”を描く新作Vシネクスト。浮世英寿(簡さん)が世界を見守る「神」となってから時が流れたある日、平和な日常を切り裂く一発の銃弾が響き渡り、変異種のジャマトが姿を現す。人類滅亡の元凶となる破壊神ゴッドジャマト誕生の前触れに、白い髪の英寿が登場。金色に輝くギーツへと変身し、景和や鞍馬祢音(星乃夢奈さん)たちを攻撃する。そして、もう一人の英寿が姿を見せて……と展開する。期間限定の上映後、7月24日にブルーレイディスク(BD)とDVDが発売される。