ホアキン・フェニックスが狂気のジョーカーへ… “悪のカリスマ”誕生に迫る衝撃作「ジョーカー」本予告公開

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  ホアキン・フェニックスさんがジョーカーを演じる映画「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督、10月4日公開)の本予告編とポスタービジュアルが8月29日、公開された。

  米DCコミックのバットマンの宿敵・ジョーカー。同キャラクターは、これまでジャック・ニコルソンさん(「バットマン」)、ヒース・レジャーさん(「ダークナイト」)、ジャレッド・レトさん(「スーサイド・スクワッド」)など、さまざまな名優たちが演じてきた。今作「ジョーカー」では、「どんな時も笑顔で」「人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きていた心優しいアーサー・フレック(フェニックスさん)が、狂気の“ジョーカー”へと変貌を遂げていく衝撃のドラマを描く。

  今回公開された本予告編は、バスの車内でアーサーが、子供をあやして笑わせているほほ笑ましいシーンからスタート。アーサーは、生活も、大道芸人としてもうまくいかず、やり場のない気持ちに押しつぶされてしまいそうになっていた。ある日、大好きなトーク番組の司会者・マーレイ(ロバート・デ・ニーロさん)が「誰もがコメディアンになれる日が来た」という言葉と共に、クラブのステージでジョークを披露しているアーサーの姿を紹介。夢がかなったと満面の笑みでテレビを見つめるアーサーだったが、マーレイのちゃかした揶揄(やゆ)に、アーサーの笑顔は曇る。

  アーサーがひそかに好意を抱く女性・ソフィーとの幸せそうな場面も描かれる一方で、次第に“ジョーカー”へと変貌を遂げていく様子が収められている。ポスタービジュアルは、ジョーカーの笑顔が前面に写し出された印象的なものになっている。

  今作に出演しているブライアン・タイリー・ヘンリーさんは、「ジョーカーがかつて、いかに“幸せな人間”だったかが語られるところから始まります」と語っており、人々が想像する凶悪なジョーカーのイメージを覆す過去が描かれているという。

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