「花様年華」「2046」のウォン・カーウァイ監督の最新作「グランド・マスター」のジャパンプレミアが5月30日、東京都内で行われた。会場には主演のトニー・レオンさんとカーウァイ監督が出席した。09年の「レッドクリフ Part2」以来4年ぶりの来日となるレオンさんは、会場に集まったファンに対して気さくに握手やサインに応じ、最新作を「気に入ってくれることを祈ってます」と笑顔。また、映画の役作りは、撮影前から4年間にわたって自身初のカンフートレーニングをしたといい、「半年以上たってある程度のレベルに達したときにトレーナーのキックを受けて骨折。その後、映画の撮影初日にも骨折した。毎回、半年休んでその後またゼロから始めなければいけないのが大変だった」と苦労を明かした。(毎日新聞デジタル)