白石隼也らキャスト、ドラマへの意気込み語る!「彼岸島」プレミア試写会 囲み取材(1)

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 モデルで俳優の栗原類さんが10月22日、東京都内で行われた人気ホラーマンガを実写化する深夜ドラマ「彼岸島」(TBS、MBSほか)の第1話上映プレミア試写会に、他の出演キャストとともに登場。劇中で演じた最強の吸血鬼・雅(みやび)のふん装をした栗原さんは「初の人間ではない役なので、どういう感じなのかとよく悩んだんですが、自分なりの雅を見せたい」と語ったが、アクションについては「全くアクションが苦手。運動神経が切れている僕が悪いんで......」としきりに恐縮し、最近見せていなかった"ネガティブ"キャラを全開にし、出演者らを戸惑わせた。

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  原作は松本光司さんのホラーマンガで現在、最終章にあたる「彼岸島 最後の47日間」が週刊ヤングマガジン(講談社)で連載中。実写化されるのは2010年公開の映画に続いて2度目で、ドラマは、行方不明になった兄を捜すため、孤島の彼岸島に渡った主人公たちが、島を支配する吸血鬼と死闘を繰り広げる姿を描くアクションホラー。「悪の教典」(12年)などで知られる三池崇史監督がドラマ総監修を務めることでも話題を呼んでいる。

  イベントは、栗原さんのほか、主人公の宮本明を演じた白石隼也さん、明の行方不明の兄・篤を演じた鈴木亮平さん、ヒロインのユキを演じた山下リオさんが登場した。鈴木さんは「アクションができる人間ということで選ばれたみたい」と自身の起用を語り、白石さんも「みんなアクションができるメンバーで迫力ある。僕も足を引っ張らないように頑張った」と、見どころをPRした。一方、栗原さんは「アクションは心配だったので、始まる前にもお忙しい中、お2人と一緒に練習させていただいた。できている方々の時間を奪ってしまった......」と平謝りし、白石さんと鈴木さんを困らせた。

  現場でのエピソードを聞かれると「下っ端である僕に本当に優しくしていただいた。リラックスしていいとお言葉をかけていただいて心から感謝しています」と共演者に感謝。「ほかの作品では経験できないことが経験できた。これをどうつなげるか」と役者としての未来を語ったが、記者に「自信を持ってポジティブになった?」と聞かれると「ご想像にお任せします」と、"ネガティブ"キャラからの脱却については言葉を濁していた。ドラマは24日スタート。TBSは深夜0時58分から、MBSは深夜0時59分から放送。全10回を予定。(毎日新聞デジタル)

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