声優の梶裕貴さんが、5月18日にスタートするWOWOWオリジナルドラマ「ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~」で実写の連続ドラマで初主演を果たす。近未来を舞台に人間とAI(人工知能)の結婚生活を描く同ドラマで梶さんが演じるのは、AIと結婚する摘木(つみき)健一だ。“イキリオタク”気質で生身の人間とのコミュニケーションが苦手なアラサー男子という役どころ。今作の撮影を終え、「声優という仕事が自分にとってどういったものなのか、改めて感じる機会になった」と“ホームグラウンド”への思いを明かす梶さんに、連ドラ初主演の感想や声優への思いを聞いた。
ドラマは原田まりるさんの小説「ぴぷる」が原作。「ぴぷる」は、雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)2018年11月号~2019年3月号で連載された。人間とAIが結婚できるようになった近未来を舞台に、サラリーマンの摘木と、その妻となった人型AIのぴぷるの恋愛や結婚生活を描く。小説と連動したウェブドラマ「耳で楽しむ小説『ぴぷる』」も連載と同時に展開され、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「君の名は。」などの田中将賀さんがキャラクターデザインを手掛け、梶さんが摘木の声優を務めたことも話題となった。梶さんは、今作が初の実写連続ドラマ主演となる。
「ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~」は、5月18日から毎週月曜深夜0時に放送。全8話で初回は2話連続放送(第1話のみ無料放送)。