石田ゆり子、55歳に 6月に渡仏し「モネ」ゆかりの地へ「くらっとしました」と思い出語る 展覧会「モネ 睡蓮のとき」開幕セレモニー

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 俳優の石田ゆり子さんが10月4日、東京・上野の国立西洋美術館で行われた、アンバサダーを務める展覧会「モネ 睡蓮のとき」の開幕セレモニーに登場した。3日に55歳の誕生日を迎えた石田さんは、MCから過ごし方を聞かれると「普通に、友人とご飯食べたり。そんな感じです」と明かした。

  同展覧会のアンバサダーを務める石田さんは、「19歳のときに初めてモネの『睡蓮』にパリで出会って。そこから本当にモネの絵が大好きで、初めて見たときの感動がどうしても忘れられなくて……」とモネへの思いを語り、「なので、感無量ですね。こんな大役を務めることができて本当に幸せだと思っています」とにっこり。6月には仏パリのマルモッタン・モネ美術館でモネの絵を鑑賞してきたといい、「そこで見た作品たちがこうして今、上野の西洋美術館に来ているということ、本当に胸に迫るものがありますね」と感慨深い表情で語った。

  石田さんは、仏現地ではジヴェルニーの自邸の庭などモネゆかりの地も訪れたといい、「今まで絵の中でしか見たことない世界がそのまま目の前に現れたのをみた時に、ちょっとくらっとしましたね。『本物……』と思って」と感想を吐露。「うるっとするというか、感動しました」と当時の心境を明かしていた。

  「モネ 睡蓮のとき」は、印象派を代表する画家、クロード・モネの晩年に焦点をあてた展覧会。アンバサダーの石田さんは、音楽活動プロジェクト「lily」としてテーマソング「私のモネ」を担当するほか、音声ガイドも務める。国立西洋美術館(東京都台東区)で10月5日~2025年2月11日に開催。

  開幕セレモニーにはマルモッタン・モネ美術館のエリック・デマジエール館長も出席した。

 

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