人気アニメ「コードギアス」シリーズの完全新作の劇場版アニメ「コードギアス 復活のルルーシュ」(谷口悟朗監督)の初日舞台あいさつが2月9日、東京都内で行われ、声優の櫻井孝宏さんが登場。ルルーシュの幼なじみ・スザクの声を務めた櫻井さんは「完成した『復活のルルーシュ』を見て、『(シリーズ開始から)そんなに時間がたったっけ?』なんて、そんなふうに思いながら今日を迎えました」と心境を明かし、「今回のラストは皆さんが想像していたものかどうか分かりませんが……、僕らは割とすがすがしい気分でこの場所に立っております」と笑顔。「(『コードギアス』ファンと)ともに歩いた年月分の思いは皆さんに届いているのではないかなと思います」と感慨深げに語った。
「コードギアス」シリーズは、ギアスという特殊能力を得た少年ルルーシュが、全世界を覆す反逆の戦いに身を投じる姿を描いたアニメ。第1期「反逆のルルーシュ」が2006~07年、続編「反逆のルルーシュ R2」が08年に放送され、劇場版「亡国のアキト」も公開された。17年10月~18年5月には、テレビアニメの第1期と続編の全50話に新作カットを加えて再構成し、テレビシリーズと同じキャストで新たにアフレコした劇場版3部作が公開された。
新作の舞台は、ゼロレクイエムから2年後の光和2年。世界は再編成された超合集国を中心にまとまり、平和な日々を謳歌(おうか)していた。しかし、平和は突如として終わりを告げる。仮面の男・ゼロとして、ナナリーの難民キャンプ慰問に同行したスザクが謎のナイトメアフレームに敗れ、2人は連れ去られてしまう。シュナイゼルの密命を受け、戦士の国・ジルクスタン王国に潜入したカレン、ロイド、咲世子はそこで謎のギアスユーザーに襲われる。そして、その場には襲撃者に「元嚮主(きょうしゅ)様」と呼ばれる、C.C.(シーツー)がいた……というストーリー。
舞台あいさつには福山潤さん、村瀬歩さん、谷口監督、オープニング主題歌を担当した家入レオさんも出席した。