米マーベルコミックスを原作とした映画「ドクター・ストレンジ」(スコット・デリクソン監督、公開中)で、主人公ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチさん)の頼れる“相棒”「浮遊マント」の活躍を描く特別映像がこのほど、公開された。映像では「浮遊マント」がストレンジを、宿敵カエシリウス(マッツ・ミケルセンさん)の容赦ない攻撃から、間一髪、救うシーンなどが映し出されている。
「浮遊マント」は、自らの意思を持ち、ストレンジを献身的に守り、かつ傷ついた心をも癒やそうとする“ナイスガイ”。また「浮遊マント」を身に着けることで、ストレンジは真のヒーロー「ドクター・ストレンジ」へと成長を遂げるなど、ストーリーにおいてもなくてはならない、映画の象徴的アイテムとなっている。
マーベル・スタジオのケビン・ファイギさんは「浮遊マント」を身に着けて真のヒーローとなったストレンジについて、「いつの日かストレンジがアイアンマンやキャプテン・アメリカなどアベンジャーズたちの横に立つ日がくる可能性が非常に高い」とも予告している。
「ドクター・ストレンジ」は、「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」などを送り出した米マーベルコミックの作品を実写映画化。天才外科医だったストレンジ(カンバーバッチさん)が、交通事故に遭って腕に大けがをしたことをきっかけに、魔術の厳しい修業を重ねて魔術師になり、壮絶な魔術の戦いに巻き込まれていくというストーリー。