宮脇咲良「ガチ泣きしたのは初めて」 “プロレスの聖地”ファイナルマッチ敗北で涙 「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX」会見2

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  アイドルグループ「AKB48」グループのメンバーらが女子プロレスラーを演じた連続ドラマ「豆腐プロレス」(テレビ朝日系)のイベント「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX」が8月29日、後楽園ホール(東京都文京区後楽)で開かれた。ファイナルマッチに「チェリー宮脇」のリングネームで出場した宮脇咲良さんは、試合に敗れて涙を流し、「(現実とリングの)境目がなくなり、負けて相手がベルトを受け取っている瞬間は本当にくやしかった。ガチ泣きしたのは初めてかも」と悔しそうに振り返り、「現実の世界でも負けを感じることが多いので、勝った達成感を味わいたいと心から思った」と次戦での勝利を誓った。

  またイベントについて「今年一番の“神イベント”になったんじゃないかな。新しいメンバーも増えるかもしれないし、これからメンバーみんなで感動を届けたい」と感想を語った後、「ヒール(悪役レスラー)もカッコいいな」と意外な野望を明かした。

  「ハリウッドJURINA」として勝利を収めた松井珠理奈さんは「後楽園ホールで(試合を)やることが決まったとき、“プロレスの聖地”ですし、もともとリアルに後楽園ホールに試合を見に来ていた。プロレスファンが(豆腐プロレスを)見たとき、『アイドルがプロレスか……』とがっかりされないよう、プレッシャーを一番感じていた。でもメンバーが本気で試合をしている姿を見て、気合をもらった」と充実の表情で語った。そして「私は10年に1人の逸材なので……」とハリウッドJURINAの設定で思わずコメントし、素に戻ってあわてる仕草を見せていた。

  この日のファイナルマッチは、道頓堀白間(白間美瑠さん)・ハリウッドJURINA組が、チェリー宮脇・ロングスピーチ横山(横山由依さん)組に勝利した。しかし試合後には、チャンピオンベルトが奪われるという展開で、そのまま幕を下ろした。9月にグループを卒業し、芸能界を引退することを発表している“ユンボ島田”ことAKB48の島田晴香さんも最後の雄姿を見せた。

  「豆腐プロレス」は、宮脇さん、松井さん、向井地美音さんらAKB48グループのメンバーが、架空の現役女子高生プロレスリーグ「WIP」を舞台に奮闘する連続ドラマで、テレビ朝日系で今年1~7月に放送された。

 

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