お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二さんと「ホンジャマカ」の石塚英彦さんが26日、東京都内で行われた日本語吹き替えを担当するディズニー/ピクサーの劇場版CGアニメ「モンスターズ・ユニバーシティ」(7月6日公開)のダン・スキャンロン監督来日イベントに登場。11年ぶりにマイクの声に挑戦した田中さんは「自信を持ってやらせてもらった」と手応えを語るも、続編のオファーがギリギリまでなかったことを明かし、「これ代わるんだろうなって。内山(信二)くんと岡村(隆史)に」と冗談交えて危機感があったことを告白。石塚さんも「大小という組み合わせならそういうこともあるなって」と続けて会場の笑いを誘っていた。
「モンスターズ・ユニバーシティ」は、人間の子供たちの悲鳴がエネルギー源のモンスターシティーで、エネルギーを集める会社"モンスターズ・インク"に勤めるサリーとマイクの活躍を描いた「モンスターズ・インク」(02年公開)の続編。今作では、マイクとサリーの大学生時代を舞台に、サリーとマイクの運命的な出会いやモンスター界"最恐"の怖がらせ屋としてタッグを組むことになった経緯などを描く。前作から引き続き、田中さんがマイク、石塚さんがサリーの声を担当する。
イベント会場にはスキャンロン監督とコーリー・レイプロデューサーも登場。子供たちがモンスターに扮(ふん)した「ちびっこモンスターズ」が応援に駆けつけ田中さんと石塚さんは大喜びの様子だったが、イベントが進むにつれ増えてきた子供たちの自由な行動に田中さんは「そろそろ飽きてきて動きが激しくなってきた」と苦笑い。さらに、イベント終了後もなかなか舞台を去らない子供たちに石塚さんも「早く帰って」とお手上げ状態だった。(毎日新聞デジタル)