特撮ドラマ「ロボコン」シリーズの約20年ぶりの新作となる映画「がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻」(石田秀範監督)の特別映像「全中華死闘篇」が8月13日、公開された。汁なしタンタンメンがヒロインのロビンに恋をして地球征服を宣言するシーンや中華料理が怒る様子、ロボコンが火を噴くロビンに襲われる場面、ロボコンが宇宙空間を飛ぶ姿などが描かれている。
新作では、ロボコンは町の中華料理屋で手伝いをするもドジを連発し、それがきっかけで誰も予期しなかった“中華料理の大暴走”という令和最大の謎の事件が発生。空回りばかりのロボコンは、ロボ根性でこの難事件を切り抜けようとする。
同作は7月31日に公開以来、SNSを中心に話題となっており、「ロボコンもロビンもメチャメチャ可愛かった」「続編が見たい」という声が見られる一方で、「“そうはならんやろ”で100割が構成されている」「いろいろな意味で想像以上」など、その衝撃の内容に驚きのコメントも上がっている。
「燃えろ!!ロボコン」を手がけた石田監督と脚本の浦沢義雄さんが再びタッグを組む。斎藤千和さんがロボコンの声優を務め、土屋希乃さんがヒロインのロビンを演じる。江原正士さんがロボット学校の教師・ガンツ先生、鈴村健一さんが謎のキャラクター、汁なしタンタンメンの声優をそれぞれ務める。
「ロボコン」シリーズは、どんな困難にもくじけないロボコンが、人間社会で繰り広げる“熱血ロボット根性ドラマ”。1974~77年に第1作「がんばれ!!ロボコン」が放送され、同時期に誕生した「スーパー戦隊」シリーズ、「仮面ライダー」シリーズと共にヒットし、最高視聴率は29.2%を記録した。1999~2000年には、「がんばれ!!ロボコン」のリメーク作「燃えろ!!ロボコン」が放送され、前作を見ていた世代が親となり、親子2世代で楽しめるコメディーロボット作品として人気を集めた。
劇場版アニメ「人体のサバイバル!」「スプリンパン まえへすすもう!」と同時上映。