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人気アニメ「ドラえもん」の劇場版「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作となる最新作「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」(寺本幸代監督、3月7日公開)の完成報告会が1月29日、東京都内で行われた。2005年のテレビアニメシリーズのリニューアルから今年で「ドラえもん」声優20年目を迎えるドラえもん役の水田わさびさん、しずか役のかかずゆみさん、ジャイアン役の木村昴さん、スネ夫役の関智一さんら声優陣が登場し、「ドラえもん」への思いを語った。のび太役の大原めぐみさんは体調不良のため欠席した。

 「自身にとって“ドラえもん”とはどのような存在か?」と聞かれ、水田さんは「いつも私に元気とパワーを送ってくれます。私も365日過ごしていて、おなかが痛かったり、ちょっとしたトラブルがある時も、なぜかスタジオに行ってドラちゃんと会うと、それがなくなるんですよね。寝起きがしんどい日もあるじゃないですか。ドラちゃんに会うとすっきりするし、不思議なパワーをくれる存在です。本当に体調が良くなるんです。共演者のパワーもあるかもしれないです。作品も含めて、全てがパワーです」と語った。

 しずか役のかかずさんは「心の支えになっています」と話し、「日常生活は年も重ねていき、喜怒哀楽もいろいろなことを経験するんだけれども、ドラちゃんの世界は平和だし、ちょっとけんかがあっても解決するような、温かい世界に毎週行ける。何かつらいことがあっても、ドラちゃんたちに支えてもらって、20年たっちゃったなという感じがします」と話した。

 ジャイアン役の木村さんは「ジャイアン風に言えば、心の友と言いますか、相棒と言いますか、そんな存在なのかなと思います。14歳の時にジャイアンをやらせていただくことになったのですが、人生の半分以上がジャイアンと共に歩んでおりますし、今後それが伸びていく。ジャイアンがいるから正しく生きていけるし、『もう、ジャイアン!』と思うこともあるし、でも『ありがとう!』と思うこともあるし、ずっと一緒にいるものですから、相棒のような感じかなと思います」と思いを語った。

 スネ夫役の関さんは、声優をやっている上で「『ドラえもん』は、誰に言っても知っていただけていますし、『スネ夫は髪の毛のとがった意地悪な子だよね』という認識はどなたも持ってくださっている。自分で言うものではないかもしれないですけど、声優として代表作、周りの方からそういうように扱ってもらえるような役に出会えて、声優をやった自分が世の中に認めてもらえたというか、そんなプレゼントをもらえているかなと」とコメント。続けて、「マンションのローンもスネ夫くん、『ドラえもん』の名前を出したら組めたりとか。『ドラえもん』の名前大きいなと。本当にいろいろな恩恵を」と話し、笑いを誘った。

 イベントには、「映画ドラえもん」シリーズ初参加となるアートリア公国の美術商人・パル役の鈴鹿央士さん、約2年ぶり2度目のゲスト声優を務めるアートリア公国の王妃役の藤本美貴さん、今作がシリーズ4作目の監督作となる寺本監督も登壇した。

 最新作は、「映画ドラえもん」シリーズの第44作。舞台は“絵の中の世界”で、絵の中で出会った仲間たちと共に、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石を巡り強大な敵に立ち向かう。テレビアニメ「ドラえもん」の演出を担当し、2007年に「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~」でシリーズ初となる女性監督に就任した寺本さんが監督し、テレビアニメ「ドラえもん」の脚本を数多く手掛ける伊藤公志さんが「映画ドラえもん」シリーズ初参加で脚本を担当する。

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