舘ひろし「あぶない刑事を作ったのは恭さま」 柴田恭兵は「舘さんじゃなかったらできなかった」 「あぶ刑事」“最後”の舞台あいさつで感謝

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 ドラマ「あぶない刑事(デカ)」(通称・あぶ刑事)シリーズの映画「帰ってきたあぶない刑事」(原廣利監督)の“最後”の舞台あいさつが6月5日、東京都内で行われ、俳優の舘ひろしさん、柴田恭兵さんらが登場。お互いへの思いを聞かれた舘さんは「このあぶない刑事を作ったのは恭さまだと思う。軽快なアドリブ、軽快な動き、これはもう(できるのはほかに)誰もいない。本当に素晴らしいと思う」と絶賛していた。

  さらに舘さんは、「あぶない刑事が始まったときから、僕はあぶない刑事は恭さまだと思っている。1作目、38年ぐらい前から僕がやっていることはファンダメンタルなことで、僕は土台。あぶない刑事のフォーマットというのはその上に建てた、恭さまは建物のようなもの。恭さまがずっとあぶない刑事だと思っています」と持論を語った。

  発言を受けて柴田さんは「舘さんの懐の広さ、優しさに助けられてきた」と謙遜し、「舘さんじゃなかったら、こんなふうにはできなかった。とってもすてきな出会いだと思います」と感謝の気持ちを込めつつ話した。

  またMCから「お互いの愛しているポイントは」と質問が飛ぶと、舘さんは「どこってことはない。僕の俳優人生の中で恭さまに会えて、このあぶない刑事という作品ができて奇跡だと思っている。感謝しています」と口にし、柴田さんは「優しさとわがままさに振り回されて、ずっと付き合ってきました。大好きです」と照れくさそうな笑みで答えた。

  最後に舘さんが「38年間、ありがとうございます。このあぶない刑事、単独の映画としては今、興行成績の記録を更新しているところでございます。ありがとうございます」とあいさつ。柴田さんも「帰って来させてもらって感謝しています。皆さんの応援のおかげで、こんなに長くあぶ刑事をやってくることができました。心から感謝しています」と感謝の思いをファンに伝えた。

  その後、突然電話の呼び出し音が流れると、柴田さんが「タカ&ユージ(T&Y)探偵事務所でございます」とユージになって対応。舘さんもタカとして「行こうかユージ」と声をかけると、柴田さんが「OKタカ」と応じ、客席から拍手と歓声が上がる中、舞台あいさつの幕が下りた。

  「あぶない刑事」は、横浜を舞台に、タカとユージの破天荒な刑事コンビの活躍を描いた人気シリーズ。新作映画は、定年退職して刑事を引退したタカ(舘さん)とユージ(柴田さん)が再び横浜に戻り、「T&Y探偵事務所」を開業。依頼人第1号として、どちらかの娘かもしれない彩夏(土屋太鳳さん)が現れ、母を探してほしいという。捜索を始めると、チャイニーズマフィア、謎の美女、元銀星会組長の息子が企む横浜新カジノ構想などが絡んできて……と展開する。

 

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