雨宮天、「七つの大罪」“最後のスピーチ” エリザベスの性格は正反対 「共感ができなくても理解できるように」

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  鈴木央(なかば)さんの人気マンガが原作のアニメ「七つの大罪」の新作劇場版「七つの大罪 光に呪われし者たち」(浜名孝行監督、7月2日公開)の完成披露イベントが6月21日、東京都内で開催され、ヒロイン・エリザベス役の雨宮天さんら声優陣が登場した。雨宮さんは、エリザベスと自身と性格が似ていないことを明かし、「時間をかけて『エリザベスはどうしてこういう反応をしたのだろう?』『何を考えていたのかな?』と考え、共感ができなくても理解できるように自分なりに歩み寄ってみようと努力したりもしました」と話した。

  同作、エリザベスへの思いを「『七つの大罪』と出会っていなかったら、エリザベスと出会っていなかったら、自分の今、持っている表現の引き出しが全然違うものになっていると思うくらい『七つの大罪』、そしてエリザベスからは、たくさんのことを教えてもらいました」とコメント。

  劇場版について「自分なりに得たものを今回の劇場版のエリザベスのせりふに全て込めたつもりでいます」と語った。

  イベントには、主人公・メリオダス役の梶裕貴さん、ホーク役の久野美咲さん、キング役の福山潤さん、ゴウセル役の高木裕平さん、ダブズ役の神尾晋一郎さん、お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介さんも登場した。

  「七つの大罪」は、「週刊少年マガジン」(講談社)で2012~20年に連載。かつて王国転覆を謀ったとされる伝説の逆賊・七つの大罪の戦いが描かれた。同作の“正統続編”となる「黙示録の四騎士」の連載が、1月に同誌でスタートしたことも話題となった。

  テレビアニメ第1期が2014年10月~2015年3月、「聖戦の予兆」が2016年8~9月、「戒めの復活」が2018年1~6月、「神々の逆鱗」が2019年10月~2020年3月に放送。2018年8月には初の劇場版「天空の囚われ人」も公開された。テレビアニメの最終章「七つの大罪 憤怒の審判」が、テレビ東京系で毎週水曜午後5時55分に放送中。新作劇場版は、鈴木さん描き下ろしの完全新作ストーリーで、テレビアニメの最終章「七つの大罪 憤怒の審判」の“その先”が描かれる。

 

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