アヴちゃん&森山未來がハモる唯一の曲! 湯浅政明「犬王」終盤の重要曲「竜中将」パフォーマンスシーン

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  アニメ「夜明け告げるルーのうた」「映像研には手を出すな!」などの湯浅政明監督が手がける劇場版アニメ「犬王」の本編映像が6月28日、公開された。本作終盤の重要曲「竜中将」のパフォーマンスシーンとなっている。

  鴨川のほとりや清水寺でのパフォーマンスで群衆を大熱狂させてきた犬王と友魚。その名声は全国にとどろき、やがて時の将軍・足利義満の耳にも入ることとなる。将軍直々のオファーにより実現した大舞台の場所は、足利義満が建立した北山第(のちの金閣寺)で、演目は「竜中将」。犬王は、羽衣をなびかせ、まるでバレエダンサーのように池の上を舞う。日食が始まり一気に周囲が暗くなると、水面に降り立ち、華麗なステップを踏み始める。そこに重なる犬王と友魚のハーモニー。唯一無二のバディーである2人だが、実は共に歌うのはこの1曲のみ。犬王を「女王蜂」アヴちゃん、友魚を森山未來が演じている。

  「犬王」は、作家の古川日出男さんが「平家物語」を現代語訳した「平家物語 犬王の巻」(河出書房新社)が原作。南北朝~室町期に活躍し、世阿弥と人気を二分した能楽師・犬王、盲目の琵琶法師・友魚の友情が描かれる。マンガ家の松本大洋さんがキャラクター原案を手がけ、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などの野木亜紀子さんが脚本、大友良英さんが音楽を担当する。

  カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王をアヴちゃん、その相棒となる琵琶法師・友魚を俳優の森山さんが演じるほか、足利義満役で柄本佑さん、犬王の父役で津田健次郎さん、友魚の父役で松重豊さんも出演。

 

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