「ハロー!プロジェクト」(ハロプロ)のアイドルグループ「つばきファクトリー」のメンバーが主演を務める舞台「演劇女子部『遙かなる時空の中で6 外伝 ~黄昏ノ仮面~』」 の本番直前の公開舞台げいこが6月6日、サンシャイン劇場(東京都豊島区)で行われた。けいこ後のあいさつで、主人公・高塚梓(あずさ)役の小片リサさんは「初めてこの劇場に入って、すべて通して、すごく緊張して、この後の本番、どうなるのかなという思いもあるんですが、毎回新鮮に演じていけるように、そして誰一人欠けることのないように、頑張っていきたい」と本番へ意気込んだ。
同舞台は、コーエーテクモゲームスの恋愛アドベンチャーゲーム「遙かなる時空の中で6」が原作。普通の女子高生だった主人公の梓は、突然大正時代によく似た異世界に時空移動してしまう。たどり着いた「帝都東京」は、怨霊(おんりょう)と呼ばれる異形の存在がはびこっていた。梓は、事態を打開しようとする帝国軍と、その対立にある鬼の一族の抗争に巻き込まれていく……というストーリー。
演技はもちろん、歌を歌いながらのアクションも披露する内容で、小片さんは、ソロパートで熱唱、鬼の一族の首領役・ダリウス役の岸本ゆめのさんとは、デュエットも披露した。この日の日替わりゲストとして出演した「モーニング娘。'19」の牧野真莉愛さんは「共演できて、真莉愛、とってもうれしかったです!」と笑顔。石田亜佑美さんは「つばきファクトリーが頑張っている姿を見て、とっても刺激を受けました。本番もよろしくお願いします」とメンバーに声をかけていた。舞台は東京公演が同会場で16日まで。大阪公演は22、23日に、メルパルクホール(大阪市淀川区)で上演。