玉城ティナ、“罵倒せりふ”キャラ熱演「私に言えない日本語はない」 映画「惡の華」直前試写イベント

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  モデルで女優の玉城ティナさんが9月15日、東京都内で行われた映画「惡の華」(井口昇監督、27日公開)の直前試写イベントにスペシャルゲストとして登場。同作は押見修造さんの異色マンガが原作で、玉城さんは「クソムシが」などという言葉を吐き問題児の仲村佐和を演じた。

  イベントには玉城さんのほか、原作の押見さん、井口監督も出席。映画を見たという押見さんは、仲村さんを演じた玉城さんについて「恋をしました」「(原作と)全くズレがありませんでした。というより、マンガの方がだめじゃんと思ったぐらい」と、玉城さんが創り上げた仲村さんを絶賛した。

  玉城さんは、主演映画「地獄少女」(白石晃士監督、11月15日公開)で地獄少女・閻魔(えんま)あいを演じることも引き合いに出しながら、「普通の役もやれるんですよ」と語り、苦笑いも見せていた。イベントの司会は映画評論家の町山智浩さんが務めた。

  「惡の華」は伊藤健太郎さんが主演。ボードレールの詩集「惡の華」を心のよりどころに、息苦しい毎日をやり過ごす春日高男(伊藤さん)が、放課後の教室で憧れのクラスメート、佐伯奈々子(秋田汐梨さん)の体操着を見つけ、つかみ取ったままその場を離れる。やがて春日は、その一部始終を見ていた佐和から、それを秘密にする代わりに、ある“契約”を持ちかけられるというストーリー。

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