俳優の綾野剛さんが3月26日、東京都内で行われた、黒木華さん主演の映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」(岩井俊二監督)の初日舞台あいさつに黒木さん、岩井監督らと登場。この日、岩井監督がMCを務めることになっていたが、綾野さんが急きょ任命され、舞台あいさつで約30分、MCを務めた。
綾野さんは劇中で、俳優、会社の社長など、いろいろな顔を持つ“何でも屋”役を演じており、この日は、岩井監督から「何でもやってくれる方なので、今日は司会進行をお願いしようかなと思います」と依頼され、「分かりました。何でもやらせていただきます!」と快諾。黒木さんに初日の感想や撮影現場での話を聞いたり、Coccoさんのあいさつに「素晴らしいお話でしたね」と合いの手を入れたりなどきびきびと仕切り、“何でも屋”さながらの司会ぶりを見せていた。
映画は、SNSで知り合った男性と結婚して早々、義母から家を追い出されるなど苦境に立たされる派遣教員の皆川七海(黒木さん)が、“何でも屋”の安室(綾野さん)から次々と奇妙なバイトをあっせんされ、月に100万稼げるという住み込みのメイドの仕事を紹介されるが……というストーリー。原日出子さん、地曵豪(じびき・ごう)さん、毬谷友子さん、和田聰宏(わだ・そうこう)さん、佐生有語(さそう・ゆうご)さん、夏目ナナさん、金田明夫さん、りりィさんらが出演している。