連続ドラマ「泥濘(ぬかるみ)の食卓」(テレビ朝日系、土曜午後11時半)に出演している原菜乃華さん。幼なじみに異常なまでの愛情を抱き、ストーキングや脅迫行為にも及ぶ女子高生役を熱演中だ。原さんに、今作の役作りについて話を聞いた。
ドラマは、伊奈子さん作の同名マンガ(新潮社)を、アイドルグループ「日向坂46」齊藤京子さんの初単独主演で実写化。田舎町のスーパーで働く純粋な性格の捻木深愛(ねじき・みあ、齊藤さん)が、スーパーの店長・那須川夏生(吉沢悠さん)に恋をし、そのまっすぐすぎる愛をエスカレートさせ、店長一家をむしばんでいく“パラサイト不倫”を描く。
原さんが演じるのは、女子高生の尾崎ちふゆ。裕福な家のお嬢様で、那須川家の一人息子・ハルキ(櫻井海音さん)の幼なじみだ。ハルキに対する思いがすさまじく、ハルキを独占したいがために、学校で「自分をレイプしようとした」とウソのうわさを広め、クラスで孤立させる。ハルキが深愛に思いを寄せていることを知ると、さらに行動をエスカレートさせ、ストーキングや脅迫行為に及ぶ。