森崎ウィン&深川麻衣、伝統芸能「棒の手」本気で演技 「僕と彼女とラリーと」本編映像

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  俳優の森崎ウィンさんが主演、女優の深川麻衣さんがヒロインを務める映画「僕と彼女とラリーと」(塚本連平監督、10月1日公開)の本編映像が9月30日、公開された。

  映画は11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)」開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、ラリーを通して若者の再生と夢にチャレンジする人々を描く作品。父親との確執により過去にとらわれ将来に迷う主人公の青年・北村大河を森崎さん、大河の幼なじみで自身のアイデンティティーに添い地元で暮らすシングルマザー・美帆を深川さんが演じる。

  今回解禁となった映像で披露されている「棒の手」は、本作の舞台でもある愛知県の無形民俗文化財。無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)のため、棒や木太刀を使う武術的な伝統芸能。撮影は毎年、実際に祭りの中で「棒の手」が披露されている同県の猿投神社で実施された。

  映像は「棒の手」を行う子供たちを取材する大河と美帆の姿からスタート。取材後、美帆の息子の敢太に誘われ「棒の手」をやる大河。「ママと(大河は)ずっと組んでたんよ、背が同じくらいだったから」と言う美帆に対して敢太は「じゃあ2人でやってよ」とねだり、大河と美帆は「棒の手」をすることに。幼い頃から一緒に練習してきた2人が互いに向かい合い、掛け声に合わせて本気で演技をする姿に、敢太も思わず笑顔を浮かべる……という内容。

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