武井咲さん(18)、剛力彩芽さん(20)ら「全日本国民的美少女コンテスト」「ガールズオーディション」を登竜門にデビューしたオスカープロモーションの若手女優8人の晴れ着撮影会が12月4日、明治記念館(東京都港区)で行われた。赤と黒の着物姿を披露した武井さんは「個性的でうれしいです。着物は女性らしくなれるので好きですね」と笑顔を見せ、着物の所作をほめられると「勉強しました。役を通して色っぽくなりたいと思います」と13年の抱負を語った。
撮影会には、武井さん、剛力さんのほか、忽那汐里さん(19)、河北麻友子さん(21)、宮崎香蓮さん(19)が登場。8月に開催された「第13回全日本国民的美少女コンテスト」グランプリの吉本実憂さん(15)と小澤奈々花さん(13)も初参加した。NHK大河ドラマ「平清盛」をはじめ4本のドラマに出演して多忙を極めた武井さん。記者から「ドラマで着物には慣れました?」と言われて「ドラマで着物を着ましたっけ......?」と首をかしげて報道陣を笑わせる一幕もあったが「たくさんお仕事をしてリズムがつかめてきて、余裕も出てきた。自分の時間もできた」と充実の表情を見せた。
同じく、3クール連続でドラマに出演し、来クールには「ビブリア古書堂の事件手帖」(フジテレビ系)で月9初主演を果たす剛力さんは「初めてのことをたくさん吸収させていただいた。たくさんの支えがあったから乗り切れた。来年も忘れずに、今年吸収できたことを見せていきたい」、忽那さんも「予想していたより何倍も充実した一年を過ごした、五感の鋭い方々と出会って、美しいところとかえぐいところとか、いろんな感情を味わわせていただいた」と1年を振り返った。
初めての撮影会となった小澤さんは「初めての晴れ着が大好きなピンク色で、かわいい髪飾りも付けてもらってうれしい。心も大人になれるかなと思います」。吉本さんも「緊張していますが、かわいい着物でうれしいです」と話した。報道陣に先輩女優たちについて聞かれると、小澤さんは「武井さん、剛力さん、河北さん、皆さんに声をかけていただいて緊張がほぐれました」といい、吉本さんも「大人だなと思います。(「誰が?」と聞かれて)皆さん、大人です」と先輩を立てて話し、武井さんに「一番大人だ~」と感心されていた。(毎日新聞デジタル)