「スター・ウォーズ」J・J・エイブラムス監督「レイア姫なしではできない」 最新作に本人登場の経緯明かす

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  人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズの完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(J・J・エイブラムス監督、12月20日公開)の来日記者会見が12月12日、東京都内で行われ、エイブラムス監督やレイ役のデイジー・リドリーさんらが登場。今作には2016年に死去した、レイア役のキャリー・フィッシャーさんが、CGではなく本人が登場することになった経緯を明かした。

  エイブラムス監督は「スター・ウォーズのサーガを終わらせるには、レイア姫なしではできない。彼女の存在は新しいキャストにせず、デジタルキャラを使いたくなかった」と考え、「『フォースの覚醒』のフッテ―ジ(未使用映像)を使って、新しくしていきました」と明かしていた。

  また、「人がいない状況で映像を作るのは奇妙な感じがしましたが、(レイアの)キャラクターも好きですし、女優としてのキャリー・フィッシャーも大好きでした」と振り返った。続けて「亡くなったことはほんとうに残念なことですが、フッテ―ジを使うことで、完結作でレイアに会えますので、皆さん楽しみにしていてください」と話していた。

  イベントにはフィン役のジョン・ボイエガさんやポー役のオスカー・アイザックさん、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズさん、プロデューサーのキャスリーン・ケネディさん、脚本のクリス・テリオさんも出席。

  「スカイウォーカーの夜明け」は、「新たなる希望」から続くシリーズに幕を下ろす作品。祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの思いを引き継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイたちの活躍が描かれる。

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