メリル・ストリープ、トム・ハンクスらが作品を語る 映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」特別映像が公開

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  オスカー俳優のメリル・ストリープさんとトム・ハンクスさんが、スティーブン・スピルバーグ監督作品で初共演する映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(2018年3月30日公開)の特別映像が3月29日、公開された。映像では、ストリープさんやハンクスさん、スピルバーグ監督が作品について語っているほか、劇中で活躍する実在の記者を支えた親族らも登場し、当時のことを明かしている。

  映画は、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の機運が高まっていた1971年が舞台。国防総省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープする。ライバル紙に先を越され、ワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハム(ストリープさん)と編集主幹ベン・ブラッドリー(ハンクスさん)は、残りの文書を独自に入手し、全貌を公表しようと奔走する……という内容。

  映像でスピルバーグ監督は「真実の重要さを語る作品だ。おおまかにではなく、その細部までもね」と作品について語っている。またストリープさんは「当時女性はまだ陰の存在だった。そんな中、キャサリンが世間に注目される。文書の影響によってね」、ハンクスさんは「ベンは新聞一筋の男だ。常に真実を求めていた」とそれぞれ自身が演じた役についてコメントしている。

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