映画「樹海村」(清水崇監督、2月5日公開)でダブル主演を務める女優の山田杏奈さんと山口まゆさんのインタビュー動画が1月31日、MAiDiGiTVで公開された。富士の樹海を舞台にしたホラー作品で、本作で姉妹役を演じた山田さんと山口さんが、ホラー作品出演や演じた役などについて語っている。
「樹海村」は、昨年2月に公開し、興行収入14億円超えという大ヒットを果たした清水監督作品「犬鳴村」に続く“恐怖の村”シリーズ第2弾で、富士の樹海に封印された呪いの箱、通称“コトリバコ”を巡る物語。人々を戦慄(せんりつ)させる、忌まわしい古くから伝わる強力な呪いが、不気味で壮大な樹海の奥深くに封印された。13年後、姉妹の天沢響(山田さん)と鳴(山口さん)の前に“あれ”が出現。そして、樹海で行方不明者が続出する……というストーリー。
出演が決まったときの心境について、山田さんは「ちゃんとしたホラー映画に出るのが初めてだったので、『とうとうホラーか』と思ったんですが、最初清水さんに会ったとき『ホラーに出た女優は売れるよ』って言われたので、頑張ろうと思いました」と笑顔で明かし、山口さんは「ホラー映画は得意な方ではなかったので、自分が出るってどんな感覚なんだろうってドキドキしていましたが、いざやってみると、作り手側の気持ちになって、こうやったら驚くだろうなとか、驚かせ方を楽しむみたいな、撮影に関わって楽しかったですね」と振り返る。
劇中で、ひきこもりがちでなぜかコトリバコの秘密を知っている天沢家の次女・響を演じた山田さんと、活発な性格で不可解な発言をする妹に嫌悪感を持つ天沢家の長女・鳴を演じた山口さん。姉妹役を演じた印象について、山田さんが「劇中でいろんな迷惑をかけている(笑い)。作品の中ではそんなに仲が良くない役でしたね。実際は同い年なんですけど」と明かすと、山口さんは「かまってほしい妹だよね。杏奈ちゃんの演技が上手だったので、鳴役として頑張ってイライラしてました(笑い)」と話す場面も収められている。
山田さんと山口さんのインタビュー動画の後編は、2月に公開予定。