WOWOWで放送される総合格闘技の大会「UFC236」の番組にゲスト出演するお笑い芸人の古坂大魔王さんが4月11日、東京都内で開催された番組の取材会に出席した。格闘技好きとして知られる古坂さんは、高校時代のエピソードとして「(通っていた)高校にいい部活がなくて、格闘技同好会を部員6人集めて作った」と述懐。初日の活動で部員の一人が骨折したといい、「それで廃部。先生に『何で初日にやるか?』と言われて……」と明かした。
古坂さんは「ずっと柔道をやっていて、小学6年生で100キロあったので、50対50の大会で25人に勝ったんですよ」と格闘技好きとなった原点を明かし、「お笑いをやるか、プロレスをやるかで悩んでいた時、(地元の)青森に(アントニオ)猪木さんが来て。『弟子にしてくれ』って言ったら、背中をビンタされて『痛いか?』って言われ、『痛いです』って返したら、『じゃあ辞めろ』って……。そこから僕は、格闘技は見ようと決めました」と語っていた。
また、「UFC236」について「寝技に注目したい」と明かし、「寝技かいわいだと足技ブームで、足を極めた人には誰も勝てないんですよ。それがすごくて。殴る、蹴るの打撃メーンの中だとオールドスタイルだけど、きちっと関節技を決められる人が出てくると、とても楽しくなる」と力説していた。
番組は「生中継! UFC‐究極格闘技‐ UFC236 in アトランタ 激闘必至!ライト級・ミドル級暫定王者は誰の手に?!」と題して、WOWOWライブで14日午前11時に放送。