「ガンプラW杯2016」日本代表決まる! パンブー佐藤が2位で初入賞

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  アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2016」(バンダイ主催)の日本大会決勝戦の表彰式が11月23日、秋葉原UDX(東京都千代田区)で行われ、15歳以上のオープンコースは、横田ユースケさんの「永遠の絆 ~義経・弁慶 新しき国へ~」が優勝。お笑いコンビ「パンクブーブー」の佐藤哲夫さんは「リサイクルズゴック~エコだよ!それは!~」で2位に選ばれ、初入賞を果たした。

  “ガンプラ好き”で知られ、3年連続で日本代表候補に選ばれている佐藤さんだが、念願の初入賞を果たし、「合ってますかね? これ漫才の大会じゃないですよね? 感無量で言葉が出ない」と驚いた様子で、「若井おさむに代弁してもらおうと思います」と会場にいた“ガンダム芸人”の若井さんを呼び、若井さんは「こんなにうれしいことはない!」と、アムロ・レイのものまねで喜びを代弁した。

  佐藤さんは、プラモデル好きの芸人らによる「吉本プラモデル部」の部長として活動しており、今年は、のぞき穴が付いた大きな箱の中で、ズゴックが海中で朽ちたザクを回収し、最新のモビルスーツの部品として再利用するという設定の作品を出展。プリンの空き容器などのゴミをパーツとして再利用して制作したという。

  14歳以下が対象のジュニアコースは、タークマターさんの「ストライク&ダークマター」が優勝した。竹本拓馬さんの「高速強襲試験型 ディジェ・スプリンター」が2位、畑めいさんの「ザク島」が3位に入賞。11年のコンテスト開始から5年連続で日本代表に選ばれたことも話題になった畑さんは初めて優勝を逃した。なお、オープンコースの3位はムルチさんの「ブリッツガンダム改 シュヴァルツリーリエ」だった。

  ガンプラW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年から始まり、6回目となる今年は日本、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、北米、イタリアの13の国と地域で開催。15歳以上が対象のオープンコース、14歳以下が対象のジュニアコースがあり、日本代表は、二次審査を通過したオープンコースの最終候補25作品とジュニアコースの最終候補5作品の中から、一般投票や特別審査員による審査で選ばれた。それぞれの予選を勝ち抜いた各国代表が、12月18日にガンダムフロント東京(東京都江東区)で開催される世界大会に出場する。

  日本大会決勝戦の表彰式には、アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」でクーデリア・藍那・バーンスタインを演じる声優の寺崎裕香さん、同作の主役機・ガンダム ・バルトスなどをデザインした鷲尾直広さんらが登場した。

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