桜井ユキ「真犯人フラグ」の怪演は「日々、楽しんで撮影」　ドラマ関係者からは写真集の反響も

　　女優の桜井ユキさんが12月26日、東京都内で初写真集「Lis blanc（リス・ブロン）」（SDP）の発売イベントを開催した。放送中の連続ドラマ「真犯人フラグ」（日本テレビ系、日曜午後10時半）で、シングルマザー・菱田朋子を演じ、その“怪演”ぶりが話題となっているが、桜井さんは、「今までやったことがない役。10周年にして、こんな役をやらせていただけるんだっていう新しい発見がすごくあった」と話し、「日々、楽しんで撮影しています」と笑顔で手応えを口にしていた。

　　また同役については、「『桜井ユキってこういう役が多い』と皆さんが思ってくださっていたイメージがあると思いますし、自覚している部分でもあった」と前置きし、「180度違うような役柄をいただけたのはうれしい」と新たな一面を魅せられる喜びをかみしめていた。

　　また桜井さんは憧れの存在を聞かれると、「樹木希林さん」と回答。その理由を、「圧倒的な説得力というか、樹木さんの作品を見て『目指したいな』と初めて思った役者さん」と明かし、「もちろん畏れ多いし、まだまだ努力すべきことはたくさんありますが、こういう役者さんになりたいと思った初めての方であり、今もそう思っている唯一の方です」と敬意を表していた。

　　来年の抱負について水を向けられると、「憧れの大好きな女優である樹木希林さんに、一歩でも半歩でも近づけるように役者として、一人の女性として精進していきたいなと思っています」と声を弾ませていた。

　　写真集は、桜井さんの生まれ故郷である大分県や、青春時代を過ごした福岡県など、本人ゆかりの地で撮影。色気たっぷりなランジェリー姿も披露している。タイトルはフランス語で「白百合」という意味で、桜井さん自身が幼少期からとても好きだった花から命名。写真家のND CHOW（アンディ・チャオ）さんが手がけた。発売中で、価格は2970円。