石原さとみ 1児の母、仕事と子育ての両立に苦労 「ほんっとうに大変」 映画「ミッシング」特別試写会

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 俳優の石原さとみさんが5月9日、東京都内で行われた映画「ミッシング」(吉田恵輔監督、5月17日公開)の「公開直前『母の日』特別試写会」に登場した。石原さんが2022年に第1子を出産したあと、1年9カ月ぶりとなる演技に挑んだ作品。仕事と子育ての両立について聞かれた石原さんは、「もう、ほんっとうに大変でした……本当に大変でした」と苦笑いで繰り返し、その苦労を語った。

  イベントには、昨年第1子を出産したフリーアナウンサーの三田友梨佳さんも出席し、2人で本作や子育てについてトーク。石原さんは、本作の撮影は3週間ほどで終わったため、子育ては「まだ保育園に通わせていなかったので、家族とシッターさんの助けを借りて乗り越えた感じ」と回顧。

  石原さんは現在、出産後初、3年ぶりの連ドラ復帰作「Destiny」(テレビ朝日系、火曜午後9時)でも主演を務めており、「連ドラの方が撮影期間が長いので、その期間に(子供が)病気になったり……。子供の病気と、一番大変なシーンとスケジュールとが重なったとき、もうカオスでした」と振り返った。

  さらに、続けて三田さんから「子供の風邪をもらうことは?」と聞かれると、石原さんは「そんなにはなかったです。昨年は、2回もらったかな?ぐらいで……しかも、私自身は熱は出ていないんです」と説明。三田さんに「母は強いですね!」と言われると、「すっごく思いました、『なんでこんなに看病してるのに私はうつらないんだろう』と。不思議です」と語った。

  また、子育てと仕事の両立で工夫していることとして、石原さんは「少しだけでも寝ます。一瞬だけでも。移動中とか」とコメント。さらに「あとは、(寝かしつける時に)『仕事に行く』というのが分からないようにする。『いつもとなんら変わらないよ』と……。寝かしつけた後で仕事に行くと思われないように“いつも”を演じます」と笑いながら明かした。

  映画は、吉田監督によるオリジナル脚本で、娘の失踪事件をきっかけにマスコミと世間の声に翻弄(ほんろう)される母親とその家族を描く。石原さんは出口のない迷路をさまよい続ける母親・沙織里を演じた。

 

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