女優の植田雅さんが主演を務める映画「階段の先には踊り場がある」が3月19日に公開されることになり、映画の予告編が公開された。
映画は、大学生の初々しい恋愛と、常に円満とはいかない人間関係の難しさ、そして夢に向かう希望と挫折をくすっと笑えるユーモア交えて描いた作品。「恋愛依存症の女」などの木村聡志さんが脚本・監督を担当。主人公・ゆっこを植田さんが演じるほか、先輩役で平井亜門さん、多部役で手島実優さん、滝役で細川岳さん、港役で朝木ちひろさんが出演する。
ダンサーを目指し芸大の舞踊科に通うゆっこは、同じ大学の演劇科に通う元カレの先輩と別れた後も同棲(どうせい)を続けている。お互いを応援する“いいパートナー”だと呼び合うが、最近は夢をかけた留学、そして先輩と急接近する友人・多部ちゃんの存在が気に掛かる。一方、社会人の滝は平穏な日々を送っているが、長年交際している港から結婚を意識させられ困惑していた。将来が見えない滝は、大学生のときに味わったある挫折を今も引きずっていたのだ。望まない方向に動きだす日々の先で、彼らは何を語り合うのか……。