アイドルグループ「AKB48」のメンバーで、新ユニット「BKA48」のセンターを務める川栄李奈さんが8日、東京都内で行われた映画「シー・トレマーズ」大ヒット祈願イベントに登場。ショッキングな映画の内容にちなんで、ショックだったことを聞かれると、4月に放送されたバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)番組内の学力テストで最下位となり、同グループの"センターバカ"に決定したことを挙げ「ダメージが大きすぎて、本当にショック。バカが地上テレビでばれてしまった」と振り返った。
センターバカに決定してからのメンバーの反応を聞かれると、川栄さんは「『バカだ』って指を指されます」と苦笑しながら明かしたが、「一番ショックなのは、たかみな(高橋みなみ)さんがバカなんですけれど、1位2位で差がないのに『バカバカ』って言ってくるのがショックです」と訴え、高橋さんとの点差が20点以上あることについては「それはウソです!」と主張して、報道陣を盛り上げた。
この日は、"ポスト・ムツゴロウ"と呼ばれる作家で動物研究家のパンク町田さんとともにイベントに登場。映画の恐怖に少しでも備えるために、パンク町田さんが特別授業「海の怖い生き物たち」を行い、体長約1mのニシキヘビも登場した。AKB48の仕事以外で、単独でのイベント出演は初めてだという川栄さんは、ヘビの登場では、驚きながら「ヘビっぽい! ヘビみたい!!」と叫び、映画の紹介では「あんまり巨大生物を見たことがない。ガッてなったら、ガッてなりました」と擬音だらけで魅力を語って観客を笑わせた。
イベント後は、「一人だから緊張しました。トム・クルーズさんも(イベントを)やっているのに、わざわざ来てくれてありがとうございます。大勢来てくれて本当になごみました」と、35媒体集まった報道陣に感謝し、「今の気持ちが、『ウソだろーが!』ですね」と喜んでいた。映画は、サメよりも貪欲で、クジラよりも大きく、深海に潜み人間たちを餌食にする衝撃のモンスター「シー・トレマーズ」の正体に迫るパニック・ムービー。11日にシネマサンシャイン池袋(東京都豊島区)ほかでレイトロードショー。(毎日新聞デジタル)