世界大会「ミス・ワールド2023」に出場する日本代表を選出するコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン2023」が10月17日、ヒューリックホール東京(東京都千代田区)で開催され、埼玉県出身で東京シティ・バレエ団のバレエダンサー根岸茉矢(まや)さん(26)がグランプリに選ばれた。取材に応じた根岸さんは「『日本代表に選んで良かった』『応援していきたい』と(感じて)応援される人間になれるよう、日本代表として精進してまいります」と意気込みを感謝とともに語った。
根岸さんは1997年5月12日生まれ、身長162センチ。
今大会に向けて努力したことはという質問に、「2021年のミス・ワールド・ジャパン日本大会に出場させていただき、審査員特別賞を受賞させていただいた」と前置きしつつ、当時、社会貢献活動の審査(Beauty with a Purpose=目的ある美=審査)でほかのファイナリストの活動に感銘を受けたと告白。「1年間、SDGsについて学び、私の強みであるバレエとつないで、たくさんのBeauty with a Purposeをやってこられたと思います」と力強く話した。
また、日本代表として名前を呼ばれた際の心境を、「この数カ月間、一生懸命この日本大会に向けて精進してまいりました。うれしかったのと同時に、たくさんの人への感謝の気持ちがいっぱいあふれてきました」と明かし、「家族に一番に『日本代表に選んでいただいた。本当にありがとう』と伝えたい」と笑顔を見せた。
「ミス・ワールド」は、「美に集まる力を社会貢献に生かす」ことを目的に1951年にスタートし、今年で72回目。ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルと並び「世界3大ミスコンテスト」と呼ばれている。今回は7429人の応募の中から、30人がファイナリストに選出された。