渡辺謙、「IWGP」で共演の窪塚洋介の“成長”を実感 「大人になったな」 「TOKYO VICE Season2」舞台あいさつ

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 俳優の渡辺謙さんが3月21日、東京都内で行われた、WOWOWとハリウッドが共同制作したオリジナルドラマの続編「TOKYO VICE Season2」の舞台あいさつに共演の窪塚洋介さんらと登場した。2000年に放送されたドラマ「池袋ウエストゲートパーク(IWGP)」で窪塚さんと共演経験がある渡辺さんは、今回の現場では1回しか会えなかったと言いつつ、「大人になったな窪塚、と思った」と窪塚さんの“成長”を感じたことを明かした。

  渡辺さんは、窪塚さんについて「その頃の、ある種、爆発するようなエネルギーじゃなくて……地下からマグマのように出るエネルギー。そういう意味では、うれしかったですね。そういう窪塚に会えて」と今回の撮影を回顧した。窪塚さんも「言っていただいて、うれしかったです」と喜んでいた。

  今作でやくざの葉山役を演じる窪塚さんは、自身の役について「どうしようもない鬼畜というか、ひどいやつなんです。たぶん僕が今までやった役の中で、一番自分と遠いところにいる役で、気負いもあったし不安もあった」と説明。そんな状態で臨んだ最初の本読み後に渡辺さんと話す機会があったといい、窪塚さんは「『窪塚、お前あんな芝居しなくていいんだから。お前はそのままで葉山なんだから』と言われて。あんまうれしくねえ! と……」と苦笑いで渡辺さんとのエピソードを披露し、周囲を笑わせていた。舞台あいさつにはエルゴートさん、菊地凛子さん、笠松将さん、真矢ミキさんも出席した。

  「TOKYO VICE」はWOWOWと米動画配信サービスのMax(旧HBO Max)が共同制作。東京を舞台に、大手新聞社に就職した米国人記者が、警察担当として裏社会に接しスキャンダルをつかんでいく姿を描く。主人公のジェイク・アデルスティーンを映画「ウエスト・サイド・ストーリー」(2021年)で主演に抜てきされた米俳優アンセル・エルゴートさんが演じ、やくざ絡みの事件を解決する刑事、片桐役を渡辺さんが演じている。Season2は、ジェイクは東京の犯罪の裏社会により深く入り込んでいき、自分自身や身近な人々の命が恐ろしい危機にさらされていることに気づく……という内容。

  「TOKYO VICE」Season2は、4月6日から毎週土曜午後9時に、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドで放送・配信される。全10話。

 

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