俳優の西郷輝彦さんの娘でタレントの今川宇宙(いまがわ・うちゅう)さんが10月26日、舞台「ロードス島戦記」の発表会に登場した。今川さんは2度目となる舞台の出演について「父にも報告した。『よかったな』と言われた」と話した。
今川さんが演じる吟遊詩人の「ファーム」は、舞台版のオリジナルキャラクター。今川さんは、自身がテレビゲームのRPG好きであることを明かしており、「ロードス島戦記」はオファーがあって初めて手にし、現在勉強しているという。
「ロードス島戦記」は、KADOKAWAの雑誌「コンプティーク」に掲載されたTRPGのリプレー(プレーの記録を文章化したもの)から誕生したファンタジー作品。呪われた島・ロードスを舞台に、国家の興亡、人間やエルフなど多彩な種族たちの冒険、戦いを描いている。1980~90年代にライトノベルやアニメ、ゲームなどメディアミックス展開されて人気を集めた。
舞台版の原作となる「ロードス島戦記 灰色の魔女」は、英雄に憧れる青年・パーンと、人間に興味を持つエルフの女性・ディードリットたち、歴史を陰から操る魔女・カーラを倒すために力を合わせて奮闘するというストーリー。プロジェクションマッピングを駆使し、アクションや殺陣を織り交ぜて上演するという。2017年1月6~14日、紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される。