戦国BASARA:人気の“日5枠”に昇格 「鋼の錬金術師FA」の後番組に

 MBS・TBS系で、日曜午後5時に放送中のアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の後番組が、人気ゲーム原作のアニメ「戦国BASARA 弐(ツー)」に決まった。前作「戦国BASARA」は、09年4月から深夜アニメとして放送されて人気を集めており、話題のアニメが放送されている“日5枠”への昇格となる。

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 「戦国BASARA」は、伊達政宗や真田幸村ら戦国武将が敵の大軍をなぎ倒すカプコンのアクションゲーム。6本の刀を操る政宗や2本の巨大なやりを得意とする幸村らが、スタイリッシュなよろいとイケメンのキャラクターデザインで登場し、人気声優が出演したことで、女性を中心に人気を集め、歴史ファンとなった女性が武将ゆかりの地を訪れるなど「歴女」ブームを生んだ。

 09年に放送されたアニメ版は、「攻殻機動隊」のプロダクションI.Gが制作。政宗ゆかりの宮城県では、政宗や家臣の片倉小十郎をパッケージにあしらった「戦国BASARA米」をアンテナショップや首都圏のアニメショップなどで発売し、10日間で1トンを超える異例の売り上げを記録。09年10月の宮城県知事選の選挙啓発のイメージキャラクターに政宗が選ばれるなど、地域振興にも一役買って話題を集めた。

 続編の「弐」は、魔王・織田信長亡き後、武田信玄と上杉謙信が川中島で激しい攻防を繰り広げ、政宗と幸村も宿命の対決を迎えていた。そんな中、突然現れた謎の大軍勢によって、武田、上杉、伊達の3軍は川中島に包囲される。そこに現れたのは、戦国の覇王と言われる豊臣秀吉だった……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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