俳優の森山未來さんと女優の菊地凛子さんが6月に行う二人芝居「griffon」の制作記者発表会が13日、リーバイスストア渋谷店(東京都渋谷区)で開かれ、2人が出席した。森山さんは「プロットを読んだだけですが、まだまだ未知数で楽しみ。けいこ期間は限られていますが、菊地さんとやるのが楽しみ」、菊地さんは「舞台は素人に近いです。せりふが覚えられるかどうか不安ですが、こんなにワクワクして楽しいことはないので、森山さんと倉持さんと面白いことをやれたらいいなと思います」と意気込んだ。
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「griffon」は、「原点という生き方」をテーマにした舞台で、第48回岸田國士戯曲賞を受賞した倉持裕さんが作・演出を手がける。倉持さんは「本物は何かという答えを知っていそうな雰囲気を持っている2人で、説得力がある絶妙のキャスティング」と絶賛すると、森山さんは「ばれないようにがんばります」、菊地さんは「精いっぱいうそつきます」と照れながら恐縮した様子。「本物」ということを舞台で表現することについて問われると、森山さんは「舞台はドラマと違って、五体がそこに放り出されるので、舞台上で何かを描いてお客さんとコミュニケーションを取るということが大分問われると思います」と真摯(しんし)に答えていた。
森山さんと菊地さんは「リーバイ・ストラウス ジャパン」(東京都渋谷区)のキャンペーン「I’m Levi’s」のイメージキャラクターを務めており、今回の二人芝居はリーバイスの精神を表現しようとプロモーションの一環としてジーンズに白いTシャツというシンプルな姿で演じられる。
「I’m Levi’s二人芝居 griffon」は6月3日、東京グローブ座で公演。15日から、リーバイスストア渋谷店、原宿店およびリーバイスオフィシャルオンラインストアでチケット販売開始。入場の際はリーバイスジーンズを着用のこと。(毎日新聞デジタル)