相武紗季:溝端淳平の「アメフト姿にキュンキュンです」「NECK」試写会

 映画「NECK」(白川士監督)の完成披露試写会が27日行われ、主演の相武紗季さん、溝端淳平さんが登場した。胸キュンホラーと銘打たれた作品にちなみ、胸がキュンとするシーンを問われると相武さんは「溝端君のアメフト姿がキュンキュンポイントです」と見どころを話し、「撮影が雨の日など、溝端君がフランクフルトを買ってきて、テキ屋さんみたいにストーブで焼いてくれて、ちょっとしたキャンプ気分だった。修学旅行に来たのかなと思いました」と撮影を楽しそうに振り返った。

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 この日、溝端さんは作品の鍵となる箱形の装置「ネック・マシーン」に入って登場。「舞台からやっててトラウマになってて、もう2度と入らないって思ってたのに……」とぼやいていた。共演した相武さんについて「いつも現場が明るくて、小学生に戻ったみたいでした。僕は男らしい人に引かれるんですけど、メイキング中に1分で着替えて、笑顔でサッと帰る相武さんがすごく男らしいと思いました」と言い、相武さんも「兄弟みたいな感じで、スタッフさんに(溝端さんに)顔が似てるって言われました」と笑顔で話した。

 「NECK」は、メフィスト賞や三島由紀夫賞受賞作家の舞城王太郎さんの書き下ろしで、同じモチーフ、異なるストーリーで映画と舞台を展開する企画。映画版は、あこがれの先輩・真山杉菜(相武さん)に告白した主人公・首藤友和(しゅとう・ともかず=溝端さん)が、彼女の研究室に誘われ、大きな謎の木の箱「ネック・マシーン」の実験台になることになる。首だけ外に出され、ホラー映画を見させられる。それは独自の研究でお化けを作り出そうとする機械だった……というストーリー。ほかに栗山千明さん、平岡祐太さんも出演、溝端さんは舞台版にも出演している。映画は8月21日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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