福山雅治:まとめ髪で“ビジネスマン龍馬”に 「龍馬伝」第3部で新展開

長崎市の祟福寺で「龍馬伝」の会見に登場した福山雅治さん
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長崎市の祟福寺で「龍馬伝」の会見に登場した福山雅治さん

 7月からの第3部放送に向け長崎ロケに入ったNHK大河ドラマ「龍馬伝」。坂本龍馬を演じている福山雅治さん(41)はロケに髪を後ろで一つに束ねた新たなヘアスタイルで登場した。長崎では「日本初の商社」といわれる亀山社中を結成する龍馬。福山さんは「第3部からは、一応リーダーみたいな感じになったんで、きれいにしてみようかなっていう感じ」と語り、気分はすっかり“ビジネスマン龍馬”だ。

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 第3部「RYOMA THE NAVIGATOR」では、神戸海軍操練所が解散になり、龍馬は薩摩藩の援助を得て長崎の亀山(現在の長崎市伊良林地区)で「日本初の商社」といわれる亀山社中を結成。グラバー商会と銃器の取引を始めるなど“商社マン”としての才覚を発揮していく。同番組の鈴木圭プロデューサーは龍馬の新たな髪形について「リーダーになった龍馬なので、ソリッドな感じというか、“ビジネスマン龍馬”というか。成長した龍馬になっている」と表現した。

 ロケ地で27日に行われた会見に現れた福山さんは、髪形について高杉晋作役の伊勢谷友介さん(33)に「責任感の表れ?」と突っ込まれると、「どうかな?」と笑って頭をかいていた。また福山さんははかま姿について「最初は慣れなかったけど、すっかり慣れた」と笑顔で語り、「最初はこの格好でまったく走れなかったけど、今はさくさく走れる。刀の位置も分かるようになってくる。最初はじゃまだなと思ってたんですけど、狭いところへ行くと自然と(刀を差したまま柄の方を)上げて、すっと回れるようになるんです。これがうれしい」とご満悦だった。

 会見には芸妓(げいぎ)・お元役の蒼井優さん(24)、長崎の油商の娘で、龍馬や志士たちの活動を物心両面で支えたと言われる大浦慶役の余貴美子さん(54)も出席した。

 「龍馬伝」は、坂本龍馬の33年の生涯を、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の視点から描いたドラマ。大河ドラマ初の4部構成で、第3部は7月18日から。NHK総合テレビで毎週日曜午後8時から放送。(毎日新聞デジタル)

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