母の死のショックのため1月から歌手活動を休止していた歌手の後藤真希さん(24)が3日、メールマガジン会員限定のプレミアライブを開いた。「ゴマキー!!」「真希ちゃーん!!」「会いたかったよ~!」「お帰り~!」などと大歓声で迎えられた後藤さんは、ライブ開始と同時に、活動休止前のハードなロックナンバー「Lady−Rise」を熱唱した。
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後藤さんは「みなさま、こんばんは後藤真希です。お久しぶりです」とあいさつ。「みなさんの温かい声援を受けて、やっと、ようやく、この場に立つことができました。どうもありがとうございます」と頭を下げた。
そして、ミニアルバム「ONE」を7月28日に発売することをファンに直接報告。「(ミニアルバムは)時間をたくさんかけて、じっくり作ってきたので、早くみなさんの元に届けばいいな」と話し、「今日は、短い時間ですけれど、とにかくみなさんと楽しんでいけたらなと思います」と笑顔を振りまいた。
2曲目の「宝石」については、後藤さんは「みんな名もない宝石だけれど、苦しいことやつらいことに負けないで輝いて」と曲への思いを語り、歌の途中では急に言葉を詰まらせ、涙をこらえるシーンもあり、客席からは「頑張れー!」という声も飛んだ。歌い終えて後藤さんは「珍しいことが起きました。もう、久しぶりすぎて、すべてが楽しみすぎて、ようやく今日が来たので……」とライブへの思いを語った。
3曲目の「EYES」披露の際、後藤さんは「これが最後の曲になるんです」と言いながらも、ファンへのサプライズプレゼントと称して、「いつもだったら、チェックが入ると思うんですけれど、今から歌い終わるまで、携帯写真、OKです!」と宣言して会場を沸かせ、ライブ後には観客全員を握手で送り出し、ファンへの感謝を表していた。(毎日新聞デジタル)
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