歯科医師だったら診てもらいたいと思う芸能人は、俳優の福山雅治さんと天海祐希さんが1位だったことが、日本私立歯科大学協会の調べで分かった。
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調査は、6月4~10日の「歯の衛生週間」を前に、5月21~24日に10~70代の男女1000人を対象に、「歯科診療」と「歯科医師」に関する意識を聞いた。男性芸能人の2位は江口洋介さん、3位は阿部寛さんと木村拓哉さんが同率だった。女性芸能人の2位は松嶋菜々子さん、3位は黒木瞳さんだった。
また、歯科医師という仕事・職業に対するイメージでは、「高収入」(65%)がトップ。次いで「仕事がハード」(30%)、「将来が安定している」(8%)、「エリート」(21%)だった。特に20代女性の36%と3人に1人が「エリート」、30代女性の38%と約4割が「将来が安定している」と答えた。
また、「歯科医院に通ったことがある」は96%で、通院の目的は「虫歯の治療」が86%だった。次いで「歯のクリーニング」(33%)、「定期健診」(29%)の順となった。10代女性では18%が「歯列矯正」と答えている。
「歯科医院」を選ぶポイントとしては、「歯科医師の技術」が最多で67%、「評判」(66%)、「歯科医の人柄」(61%)、「立地」(54%)だった。20代女性は「評判」(79%)がトップで、「清潔感」も61%と多かった。「歯科治療」のイメージでは、「痛い」(56%)、「治療期間が長い」(55%)、「緊張する」(51%)、「診療費が高額」(44%)、「待ち時間が長い」(35%)、「怖い」(29%)と続いた。
「日ごろどのようなオーラルケア(口腔=こうこう=の管理)をしているか」という質問には、97%が「歯磨き」と答え、次いで「歯間ブラシを使用」(33%)、「舌の掃除」(28%)と続き、歯磨き以外のオーラルケアも広く取り入れられていることが分かった。「オーラルケアの悩み」では、「口臭」(48%)が最も多く、「歯垢(しこう)・歯石」(46%)、「虫歯」(45%)、「歯の黄ばみ」(41%)という順で、他人の「オーラルケア」については、7割が「気になる」と回答。具体的には、「口臭」(81%)、「歯の黄ばみ」(54%)、「歯並び」(45%)の順だった。また、口腔の健康を一生保つために、いくらまでお金をかけられるかという問いでは、平均で61万3245円という結果だった。(毎日新聞デジタル)