北川景子さん主演の映画「瞬」(磯村一路監督)の公開直前スペシャルイベントが6日、「LaQua(ラクーア) ガーデンステージ」(東京都文京区)であり、北川さんと恋人役の岡田将生さんが登場した。半年ぶりの共演という2人は「ちょっと大人になったかな(笑い)。恋人役は初めての人だとぎくしゃくするんですが、岡田くんだと大丈夫。安心感があったかな」という北川さんに対し、岡田さんは「はい、大人になりました(笑い)」とかしこまっていた。
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会場には約5000人のファンが詰めかけ、北川さんは岡田さんと恋人同士を演じた感想について「人見知りです、お互いに」と話しながらも、「岡田君とは前回連続ドラマで共演していて、半年しか間がなかったので、久しぶりでもなく『あ、いつもの岡田君だ』という感じでした」と答え、「役的に、今回は岡田君に頼らせていただきました」と笑顔で撮影を振り返った。岡田さんは「演技していない時はお姉さん、いやお姉ちゃんといった感じがしました」と答えていた。
「瞬」は、河原れんさんの同名小説が原作。交通事故に遭った主人公の泉美(北川さん)は、一命を取り留めるものの、最愛の恋人と事故の記憶を失ってしまう。自分だけが生き残った苦しみと闘いながら、真実を求めようとする泉美と、極限状態の中で生まれた恋人・淳一(岡田将生さん)の愛が生んだ奇跡を描いた恋愛物語。
大切な人をとっさに守れるかという質問に岡田さんは「自分は、その場になってみないと分からないですが、守りたいですよね」と力を込めて話した。北川さんは「私はやっぱり女性なので、ピンチの時には守ってくれる人がいいですね。守られたいです」と話し、会場からの「守るぞ~!」という声に「ありがとう!」と笑顔で返していた。
イベント会場には、泉美が花屋で働いていることにちなみ花で作られたハート形の「ラブアーチ」が登場。愛する人を守るため、“逃げ出さない誓い”をするモニュメントとして10日からラクーアに設置される。北川さんは「映画『瞬』から学んだ真実の愛を誓います」と書いたメッセージをアーチに結び、岡田さんはどうしても苦手だという「虫に対して怖がらない」とメッセージを書き、会場を笑わせた。
映画は6月19日から全国公開される。(毎日新聞デジタル)
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