ふしぎ遊戯:最新シリーズ「玄武開伝」2年ぶり連載再開 フラワーズ増刊号「凜花」で

フラワーズ増刊号「凜花」で連載を再開した「ふしぎ遊戯 玄武開伝」(c)渡瀬悠宇/小学館
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フラワーズ増刊号「凜花」で連載を再開した「ふしぎ遊戯 玄武開伝」(c)渡瀬悠宇/小学館

 渡瀬悠宇(わたせ・ゆう)さんのマンガ「ふしぎ遊戯」シリーズの最新作「玄武開伝」が14日、雑誌「フラワーズ 凜花」7月号増刊(小学館)で連載を再開した。08年に「少女コミック」特別増刊に掲載されて以来2年ぶり。

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 「ふしぎ遊戯」は、渡瀬さんが「少女コミック」で92~96年、連載したマンガ。中学生の夕城美朱(みあか)が、図書館で手に入れた本に吸い込まれ、異世界にたどり着き、「朱雀の巫女(みこ)」として、国を救う運命であることを知らされる……というストーリー。95年にはテレビアニメ化もされ、コミックスは約1700万部発行している。

 「玄武開伝」は、「少女コミック」増刊4月15日号から連載されたシリーズ。大正時代の女学生・奥田多喜子が、父の訳した中国の書物「四神天地書」を破ろうとすると、書物に吸い込まれてしまう。たどり着いた異世界で、自分が国を救う「玄武の巫女」であると知った多喜子は、巫女を守る「玄武七星士」を探す旅に出て、戦いに巻き込まれる……という物語。「凜花」に掲載された32話「冥行の都府」では、シリーズを振り返りながら登場人物や世界観などを紹介した特集ページが掲載されている。

 渡瀬さんは、「ふしぎ遊戯」や、第43回小学館漫画賞(少女部門)を受賞した「妖しのセレス」を手掛けたマンガ家。現在は、週刊少年サンデーで「アラタカンガタリ~革神語~」などを執筆している。(毎日新聞デジタル) 

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