ゲームが好きだが読書も好きという小学生が男子7割、女子9割弱に及ぶことがアスキー・メディアワークスが発表した「子どもライフスタイル調査2010」の結果からわかった。
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調査は、同社が発行する男子小学生向けゲーム情報誌「デンゲキニンテンドーDS」と女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に実施されたもので、雑誌添付ハガキによるアンケート回答者から小学生を抽出して集計。3月20日~5月31日に、男女合わせて計1122件の回答結果を対象とした。
マンガや雑誌、学習参考書を除く書籍について「読書が好きか」との問いに男子は74%、女子は86%が「好き」もしくは「どちらかと言えば好き」と回答。一方、読書が「嫌い」もしくは「どちらかと言えば嫌い」と答えた子どもに「嫌いな理由」について聞いたところ、男子は「ゲームの方が楽しい」(68%)、女子は「マンガや雑誌の方が面白い」(60%)という回答が最も多かった。
1カ月の読書量は、「1、2冊」が男子で39・3%、女子で33・3%を占め、最も多く、1冊も「読んでいない」と答えたのは、男子16%、女子は9・9%だった。「10冊以上」といいう回答は、男子13・2%と女子18・8%もあった。
一方、「今欲しいもの」という設問で「本が欲しい」と答えたのは、男女ともに3割程度にとどまったのに対し、ダントツだったのがゲームソフト。男子で8割弱、女子も6割弱の高水準だった。続く2位もゲーム本体だった。
1年に購入するゲームソフトの本数については、男女とも年間「2、3本」が最も多く、男女では男子の方が購入本数が多い傾向だった。(毎日新聞デジタル)
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