民間調査機関「財団法人労務行政研究所」(東京都港区)がまとめたアンケート調査によると、上司や先輩からみた理想の新入社員に、男性はゴルフの石川遼選手(18)、女性はフィギュアスケートの浅田真央選手(19)がそれぞれ選ばれた。
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調査は、25~60歳のビジネスパーソンを対象に実施。412人(男性328人、女性84人)が「新入社員として配属されてほしい有名人」を選んだ。石川選手を選んだ理由については「礼儀正しそう」「目標に向かう前向きな姿勢」などで、浅田選手については「明るくて素直」「内面に秘めた負けず嫌いな精神」など、まじめな内面を評価する声が多く挙げられた。
男性の2位にはプロ野球楽天の田中将大投手(21)、3位には早大野球部の斎藤佑樹投手(22)とスポーツ選手がベスト3を占めた。女性の2位は女優の上戸彩(24)さん、3位はタレントの柳原可奈子さん(24)が選ばれた。「まじめさ、芯の強さ」や「相手に好印象を与えられる」人材に注目が集まる傾向があるという。
また、「新入社員に直してほしい点」については、「あいさつ、言葉遣い」や「携帯電話」などについて多くの意見が寄せられた。具体的には「自分からあいさつをしてほしい」「敬語の使い方」や「携帯電話を気にしすぎる」などが挙げられ、若年層の「指示待ち」「タメ口」「ケータイ依存」を問題視している。(毎日新聞デジタル)